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温泉医学Home (
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温泉医学index (
目次)
A 温泉研究 Balneology Research
Page 1
①
温泉の科学 Page 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9,
②
温泉研究業績 Page 10, 11, 12 : 13, 14, 15, 16, 17,
18, 19, 20, 21, 22, 23, 24, 25, 26, 27,
③
温泉学会の案内 Page 28, 29, 30,
④
温泉療法医 Page 31
⑤
温泉医学アルバム Page 32
B 温泉療法 Balneotherapy
Page 33
①
温泉療法の実際 Page 34
②
安全入浴法 Page 35
③
泉質について Page 36
④
美人の湯 Page 37
⑤
言い伝え Page 38
⑥
よくある質問 Page 39 : 40, 41, 42, 43, 44, 45, 46,
47, 48, 49, 50, 51, 52, 53, 54, 55,
56, 57, 58, 59, 60, 61, 62, 63, 64
★iPhone用ページ
注意:この要旨は医学論文をあまり読んだことのない方のために、詳細を
かなり省略して内容をわかりやすくまとめたものです。正確な内容
を知りたい方は上記文献の原文をご一読下さるようお願いします。
朝4-8時の未明に血液粘度は急速に増大する(血液がドロドロになる)。
就寝前にコップ1杯の水を飲むと翌朝未明の血液粘度の急上昇は抑えられる。
Page 24
要旨12
A Glass of Water for Possible Prevention of Cerebral Infarction
「コップ1杯の水に脳梗塞予防の可能性」
Stroke 22:1326-7, 1991
脳梗塞を発症してから数ヶ月が経過して症状は回復し麻痺などの神経症状が消失した7例の血液粘度を24時間観察した(1日目)。2日目は深夜12時に 250mlの電解質溶液(ポカリスエット、大塚製薬)を飲んでもらい、同様の観察をした。
血液粘度は就寝後より上昇し、早朝4-8時に急上昇する日内変動が観察された(1日目)。電解質溶液250mlを深夜12時に飲むと、この血液粘度の急上昇はなくなった(2日目)。
就寝前にコップ1杯の水を飲むことにより(血液はサラサラになり)、脳梗塞の発症を予防できる可能性が示唆された。