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11.さら湯
道案内 温泉医学Home (表紙
     温泉医学index目次
    A 温泉研究 Balneology Research Page 1
      ① 温泉の科学   Page  2,  3,  4,  5,  6,  7,  8,  9,
      ② 温泉研究業績  Page 10, 11, 1213, 14, 15, 16, 17,
                                             18,
19, 20, 2122, 23, 24, 2526, 27
      ③ 温泉学会の案内   Page 28, 29, 30,
      ④ 温泉療法医     Page 31
      ⑤ 温泉医学アルバム Page 32
    B 温泉療法 Balneotherapy     Page 33
      ① 温泉療法の実際 Page 34
      ② 安全入浴法   Page 35
      ③ 泉質について  Page 36
      ④ 美人の湯    Page 37
      ⑤ 言い伝え    Page 38
      ⑥ よくある質問   Page 3940, 41, 42, 43, 4445, 46,
               47, 48, 49, 50, 51, 52, 53, 54, 55,
                56, 57, 58, 59, 60, 61, 6263, 64
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よくある質問TOP
11)さら湯は効果がいいのですか?

効果も副作用も強くでます。 
昔から「年寄りは一番風呂に入れるな」と言われてきました。沸いたばかりの湯(さら湯)は湯温が高く、不純物?が少ないため、温熱作用や化学作用が直接効いてくるから危険なのです。湯揉み(湯を攪拌すること)は湯温を下げたり、温度と内容物を均一にしたりしますので、体への効果も穏やかになります。さらに何人かが入浴すると湯の中には皮脂や汗がたまってきます。このような不純物が温泉の温熱作用や化学作用を邪魔するため、温泉の効果が弱まりますが、お年寄りにはいい「湯加減」となるわけです。先人の慧眼といえます。