★iPhone用ページ
道案内 :
温泉医学Home (
表紙)
温泉医学index (
目次)
A 温泉研究 Balneology Research
Page 1
①
温泉の科学 Page 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9,
②
温泉研究業績 Page 10, 11, 12 : 13, 14, 15, 16, 17,
18, 19, 20, 21, 22, 23, 24, 25, 26, 27,
③
温泉学会の案内 Page 28, 29, 30,
④
温泉療法医 Page 31
⑤
温泉医学アルバム Page 32
B 温泉療法 Balneotherapy
Page 33
①
温泉療法の実際 Page 34
②
安全入浴法 Page 35
③
泉質について Page 36
④
美人の湯 Page 37
⑤
言い伝え Page 38
⑥
よくある質問 Page 39 : 40, 41, 42, 43, 44, 45, 46,
47, 48, 49, 50, 51, 52, 53, 54, 55,
56, 57, 58, 59, 60, 61, 62, 63, 64
草津白根山ロープウェイ
Page 50
11)さら湯は効果がいいのですか?
効果も副作用も強くでます。
昔から「年寄りは一番風呂に入れるな」と言われてきました。沸いたばかりの湯(さら湯)は湯温が高く、不純物?が少ないため、温熱作用や化学作用が直接効いてくるから危険なのです。湯揉み(湯を攪拌すること)は湯温を下げたり、温度と内容物を均一にしたりしますので、体への効果も穏やかになります。さらに何人かが入浴すると湯の中には皮脂や汗がたまってきます。このような不純物が温泉の温熱作用や化学作用を邪魔するため、温泉の効果が弱まりますが、お年寄りにはいい「湯加減」となるわけです。先人の慧眼といえます。