★Google用ページ
Explore用ページ
iPhone用ページ

 群馬大学医学部附属病院 草津分院 カンファレンス
16.温泉地の事故

道案内 温泉医学Home (表紙ページ
  温泉医学index目次ページ
    A 温泉研究 Balneology Research Page 1
      ① 温泉の科学    Page  2,  3,  4,  5,  6,  7,  8,  9,
      ② 温泉研究業績   Page 10, 11, 1213, 14, 15, 16, 17, 18,
                   19, 20, 2122, 23, 24, 2526, 27
      ③ 温泉学会の案内    Page 28, 29, 30,
      ④ 温泉療法医      Page 31
      ⑤ 温泉医学アルバム  Page 32
    B 温泉療法 Balneotherapy     Page 33
      ① 温泉療法の実際  Page 34
      ② 安全入浴法    Page 35
      ③ 泉質について   Page 36
      ④ 美人の湯     Page 37
      ⑤ 言い伝え     Page 38
      ⑥ よくある質問    Page 39, 40, 41, 42, 43, 4445, 46,
                  47, 48, 49, 50, 51, 52, 53, 54, 55,
                  56, 57, 58, 59, 60, 61, 6263, 64
順路54 ← 順路55 →順路56
 
HOME
Page 55
よくある質問TOP
HOME
Page 35
安全入浴法
16)温泉旅行先での事故は多いんですか。

多いですが、注意して入浴すれば大丈夫です。
温泉では熱さをあまり感じません。熱湯に入ると脳内麻薬物質であるエンドルフィンが分泌され恍惚感が湧いてきます。知らないうちに温まり過ぎてしまいます。また保温効果が優れているので温熱による副作用も強くでます。たいていはの人は強行日程で来て酒を飲みますから脱水傾向となり血栓(血管に血がつまること)ができやすい状態となっています。これらの事を知らないで、いい湯だなと無理な入浴をすると脳梗塞心筋梗塞などの血栓症になる危険が高くなります。

薬に副作用があるのと同じように温泉にも副作用があるということを忘れないで下さい。救急搬送される人はやはり高血圧、糖尿病、動脈硬化などの成人病を持っている人が多いです。主治医と良く相談してから出かけてください