★Internet Explore用ページ
案内ページ(France - Home):
A パリ周辺 Page. 1, 2
B ロワール地方 Page. 3, 4, 5, 6
C アルザス地方 Page. 7
D ラングドック地方 Page. 8
E オーヴェルニュ地方 Page. 9
F シャモニー Page. 10
G ツェルマット Page. 11, 12, 13
H グリンデルワルト Page. 14
I フランスのスキー場 Page. 15
J コートダジュール Page. 16
K プロヴァンス地方 Page. 17, 18, 19, 20, 21
L ブルターニュ地方 Page. 22
M ノルマンディー地方 Page. 23
N パリ Page. 24, 25, 26, 27, 28, 29
O その他 Page. 30, 31
1頭の闘牛に対して複数の闘牛士が次から次へと登場して剣を刺して行きます。1対1の対等の戦いではありません。牛の身体は血だらけになっています。最後にトリを務める闘牛士が登場する頃には、牛は出血多量でフラフラになっています。出血性ショックでやっと立っている状態の牛に、満を持して登場した元気満々の花形闘牛士がトドメを刺すのです。
闘牛場の白い壁の内側に赤い塀が作られていて、所々に避難通路があります。上の写真の赤い塀の所々にある「赤い四角に白丸の構造物」です。何か危険があると闘牛士はここに逃げ込みます。逃げ切れないときは赤い塀の外側にいる闘牛士や係員が闘牛場の中に入ってきて牛を取り押さえ、負傷した闘牛士を逃がします。どう考えても闘牛士有利の戦いで、決して1対1の対等な勝負ではありません
- - - と思いました。
<Photo Gallery>
Nimes Arène Nimes
Corrida
Arles Arène Arles Corrida
闘牛士の行進 アルル闘牛場 Paseillo, Arles
露払い騎士alguacilillosの出場、闘牛士の行進paseillo、闘牛toroの出場、槍方picadorの登場、銛打ち、ムレタ技muleta、真実の瞬間という順で進行していきます。槍や銛で闘牛toroを弱らせあるいは闘牛の強さを下見してから、闘牛士toreroが入場して、ムレタ技を披露します。下手な闘牛士には大ブーイングがおこり、制限時間内に「美しい死」を与えられなければ退場させられます。勇敢な闘牛士には牛の耳や尾が授与されます。
真実の瞬間 ニーム闘牛場 La hora de la verdad, Nimes
場内が静寂となる「真実の瞬間 La hora de la verdad」
45度の角度で背中を刺し、大動脈と大静脈を断ち切る。数秒で前足を天に向けて倒れさせるのが、上手な闘牛士 Matador らしい。へたな闘牛士は急所を外し、つまり肺を刺してしまい牛は血を吐いて苦しんでいく。
闘牛場内では、いたる所から「Piquez !!(刺せ!)」「Tuez !!(殺せ!)」といった怒鳴り声が飛び交っています。フランス人はかなり野蛮で残酷だと認識しました。
Arles
Fête Vache Arles
Arène
Page 20
ニーム闘牛場 Nimes, Taureau
至近距離から牛の額に剣を当てる超難度のテクニック。牛の正面数mは死角らしいが、高等技術というより度胸だめし(命試し?)と私は思います。